韓国旅行で移動に困らないために必須なのが、公共交通の知識です。
特にソウルをはじめとした都市部では、地下鉄とバスを使えばとても安く、便利に観光が楽しめます。
初めての方でも安心して利用できるよう、この記事では韓国の公共交通を完全解説します!
1. まずはT-moneyカードを準備しよう
韓国で公共交通を利用するにはT-moneyカードが欠かせません。
日本のSuicaやPASMOのような交通ICカードで、地下鉄・バス・タクシー・コンビニでも使えます。
- 購入場所:空港、地下鉄の窓口、コンビニ(GS25、CUなど)
- 価格:カード本体は2,500~4,000ウォン程度(チャージは別途)
- チャージ方法:地下鉄駅構内のチャージ機、コンビニのレジ
カードを購入したら、最初に1万ウォン程度をチャージしておくと安心です。
2. 地下鉄の使い方
ソウルの地下鉄は、全9路線+首都圏外郭鉄道で構成されており、観光地の多くが駅近くにあります。
✅ 地下鉄利用の基本情報
- 運行時間:おおむね5:30〜23:30(路線によって異なる)
- 運賃:T-money利用で基本1,250ウォン〜(10kmまで)
- 乗り換え:改札を出ずに乗り換え可能(無料)
日本と違い、改札は入場・出場ともにカードをタッチする必要があります。
🚇 おすすめ観光路線
- 1号線:仁寺洞・鐘路・ソウル駅
- 2号線:弘大入口、新村、江南、建大
- 4号線:明洞、東大門、ソウル駅
- 空港鉄道(AREX):仁川空港⇔ソウル駅を直通
3. バスの乗り方と種類
韓国の市内バスは非常に本数が多く、地下鉄が届かない場所もカバーしてくれます。
色によってバスの種類が分かれているのが特徴です。
🚌 バスの種類とカラー分け
- 青バス(간선버스):都市の主要幹線ルート(長距離)
- 緑バス(지선버스):地域ごとの路線(短距離・住宅街)
- 赤バス(광역버스):郊外とソウル中心部を結ぶ(座席あり)
- 黄バス(순환버스):中心市街地を循環する小型バス
🧭 バス利用時のポイント
- 乗る時と降りる時、必ずT-moneyをタッチ
- 降りる際は「下車ボタン」を押す(車内に設置)
- Google MapよりNaver MapやKakao Mapが便利(韓国では主流)
バスの行き先は車体前面に表示されており、番号とハングル表記を覚えておくと安心です。
4. 地下鉄・バス間の乗り継ぎ割引
T-moneyカードを使うことで、地下鉄⇔バスの乗り換えが割引されます。
乗車から30分以内に乗り継ぎをすれば、次の運賃が最大4回まで割引される仕組みです。
5. 日本人旅行者へのアドバイス
- 改札を出る前に、行き先を確認(出口が多い)
- 路線図・案内表示は韓国語+英語+漢字で表示されているため安心
- バス停のアナウンスは韓国語のみのことも多いので、スマホアプリを併用
- 観光地では混雑時間帯(朝8時前後・夕方18時以降)を避けると快適
6. 地方都市の公共交通も便利!
ソウル以外にも、釜山・大邱・光州などでは地下鉄網が整備されています。
それぞれの都市でもT-moneyカードが使用可能なので、1枚で全国対応できます。
まとめ:T-moneyを活用してスマートに移動!
韓国の公共交通は、安くて時間通り、そして外国人にもやさしい設計になっています。
T-moneyカードを1枚持っていれば、地下鉄もバスもストレスなく乗車可能!
日本と違う点もありますが、ルールを理解すればとても快適に旅を楽しめます。
ぜひこの記事を参考に、韓国旅行中の移動を完全攻略してくださいね。
※2025年4月現在の情報に基づいています。料金・路線は変更の可能性があるため、公式アプリでの確認をおすすめします。